お知らせ

2024/7/22

近況報告<特別養護老人ホーム亀天荘>

こんにちは、

特別養護老人ホーム・指定短期入居生活介護事業所 亀天荘です。

 

蝉の声が聞こえるようになりましたね。

これから梅雨が明けて夏の暑さも本格的になりそうです。

それでは亀天荘の近況報告をします。

今回は先日行われた、七夕行事の様子をご報告します!

 

 

まずは、七夕の由来のお話から。

 

七夕は、中国伝来の織姫と彦星の伝説である星伝説と乞巧奠(きっこうでん)に、

日本古来の棚機つ女(たなばたつめ)の伝説が結びついて、

現在のかたちになったそうです。

乞巧奠とは、星伝説の織姫にあやかり機織りや裁縫などの技芸の上達を願うお祭りです。

奈良時代に中国から乞巧奠が伝わると、宮廷の女性達は、庭に祭壇を設けて、

ヒサギの葉一枚に、五色の美しい彩りの糸を通した金銀7本の針を、供物とともに供え、

裁縫の上達を祈ったそうです。

これが、今の七夕行事につながっているのですね。

乞巧奠が七夕の節供に変化していきましたが、

もともとは七夕と書いて「しちせき」と読んでいました。

七夕を「たなばた」と読むようになったのは、

日本古来の「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説に由来しているそうです。

「棚機つ女」とは、神様を迎えるために水辺に設けた機屋に入り、

棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機で神様に捧げる衣を織りあげる女性の話です。

そして、中国の織姫と日本の棚機つ女が結びつき、

七夕と書いて「たなばた」と読むようになったそうです。

 

伝説といえば、S様の漬物伝説!

S様曰く、「(漬物を食べると)足が悪かったのにね、それが治ったのよ。」とのこと。

不思議な漬物ですね!その漬物はS様のご自宅にあるとのことです。

ぜひとも食べてみたいですね。

 

と、七夕の由来が分かったところで、では短冊に願い事を書いてみましょう!

何色の短冊にしましょうか。お好きな色を選んでください

おやおや?

皆様なかなか筆が進まない様子…

「何か願いごとはないですか?」とお聞きするも「うーん…」「ないねぇ…」

私は10枚以上書いてしまいそうなのに、皆様とても無欲です(笑)

色々と声掛けをして、皆様に願いごとをひねり出してもらいました(笑)

 

ショートステイを利用されている利用者様はご自宅に帰る道中の無事を願われました。

ハートマークもつけましたよ。可愛い💛

 

旅行がお好きだったS様。

「また旅行に行きたいねぇ。もう覚えてない。どこに行ったかは覚えとるけどねぇ」

とのことで、「また旅行に行けますように」と職員が代筆しました。

職員:どこに行きたいですか?

S様:そうねぇ…北海道から沖縄まで全部行ったからねぇ。どこがええかしら。

職員:鹿児島はどうですか?

S様:鹿児島もええとこやねぇ。

職員:温泉があるところがいいですかね。

S様:温泉はね、道後温泉はしょっちゅう入りに行きよった。

と思い出話をたくさん聞かせて頂きました♬

 

「元気で過ごせます様に」

ご自分で上手に書かれました。お名前もバッチリです!

元気が一番ですよね。元気があれば何でもできます!

 

何か食べ物が出るのかと期待されていたA様。

暫く経っても食べ物は出てこず…

「何もないんか。帰る。」と言われていました。

この後おやつが出ますよー(^▽^;)

A様のお願いごとは「もっとご飯が食べたい」でした!

 

「私は…」まで書かれましたが、そこからお願いごとが浮かんでこなかったS様。

また何か思いついたら書いてください😁

 

普段は楽しそうにレクリエーションに参加されるO様ですが、

カメラに緊張されたのでしょうか…

とても静かにされていて短冊も書かれませんでした。

すみません(。-人-。)

 

この他にも

「ひ孫に会いたい」

「自転車に乗れるようになりたい」

「元気に過ごしたい」

「手が早く治るように」等様々な願い事を書いていただきました。

 

みんなで短冊を笹に貼り付けていきます。

 

最後に、たなばたさまの歌を歌いました

 

皆さんの願いごとがかないますように…🌠

 

以上、亀天荘の七夕行事でした!

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